ネットフリックス「韓国映画・ドラマに関心」

世界最大の有料動画サービス「ネットフリックス（Ｎｅｔｆｌｉｘ）のグローバル事業総括責任者グレッグ・ピーターズ氏は８日（現地時間）、米ラスベガス家電ショー「ＣＥＳ（コンシューマー・エレクトロニクス・ショー）２０１６」の記者懇談会で、「韓国の映画とドラマなどを世界に供給することに関心がある」と明らかにした。昨年１１月にネットフリックスがポン・ジュノ監督の新作『オクジャ（Ｏｋｊａ）』に５０００万ドル（約５８０億ウォン）を投資した理由を語ったのだ。

これに先立ちネットフリックスのリード・ヘイスティングス最高経営責任者（ＣＥＯ）は前日の７日、ＣＥＳ２０１６の基調発表で、韓国を含む１３０カ国で新規サービスを始めると発表した。

ピーターズ氏は韓国地上波・コンテンツ会社などで制作されたコンテンツをネットフリックスに送り出す際のライセンス問題に関し、「ライセンス協約の議論は今も進行中であり良い話があるだろう」と述べた。このため韓国サービスは７日に始まったものの、最新の韓国コンテンツをすぐにネットフリックスで見ることはできない見込みだ。

ネットフリックスの韓国サービスが開始されたことで、７日から韓国でもネットフリックスのホームページで会員加入手続きをすれば約９０００件の映画と約２０００件のテレビ番組を視聴できる。インターネット利用が可能なスマートテレビ・タブレット・スマートフォンで視聴でき、韓国を含む新規サービス地域では１カ月間無料。