＜野球＞朴炳鎬、メジャーデビュー前から現地で関心“爆発”

メジャーリーグ（ＭＬＢ）デビュー前の朴炳鎬（パク・ビョンホ、３０、ミネソタ）に対し、米国メディアが大きな関心を送っている。

米国スポーツ専門メディアＥＳＰＮは５日（日本時間）、「２０１６シーズン、爆発（ｂｒｅａｋｏｕｔ）が予想される打者１０人」の一人に朴炳鎬を選んだ。朴炳鎬が唯一のルーキーだ。

朴炳鎬を除く残り９人は、ミゲル・サノ（ミネソタ）、ホルヘ・ソレア（シカゴ・カブス）、フレディ・フリーマン（アトランタ）、ウィル・マイヤーズ（サンディエゴ）、マイケル・フランコ（フィラデルフィア）、ジョー・パニック（サンフランシスコ）、ランドル・グリチャック（セントルイス）、ドミンゴ・サンタナ（ミルウォーキー）、ジャロッド・ダイソン（カンザスシティ）だった。彼らはＭＬＢで短くて１年、長くて６年の経験がある。

ＥＳＰＮは「ルーキーを含めるのはルール違反」だったとし「新人の朴炳鎬をリストに入れるつもりはなかった。だが、姜正浩（カン・ジョンホ）がピッツバーグでＯＰＳ　０．８１６を記録した。朴炳鎬は過去２年間で韓国野球委員会（ＫＢＯ）リーグのネクセンで５２本（２０１４年）・５３本（２０１５年）の本塁打を記録した。期待をかけるべきだ」と伝えた。また、朴炳鎬はことしの新人候補に入るだろうとの予想も付け加えた。

ＥＳＰＮは前日、朴炳鎬の移籍を進めたスカウトとのインタビューを通じて朴炳鎬の長短所を深層分析している。ＥＳＰＮは「スイングの時の驚くべき腰の回転や強いリスト力など、朴炳鎬のパワーに関しては疑いの余地はない。２０～８０に分けられたメジャーリーグ新人評価で彼のパワーは最高水準に近い６０～７０に達する」と伝えた。一方で、韓国で２年連続ホームラン５０本以上を放ったものの、三振が多いため、メジャーリーグ１塁手に求められる打撃成績を残すには困難があるかもしれないと指摘した。

ＭＬＢ公式ホームページＭＬＢ．ｃｏｍは先月３０日、朴炳鎬について「過去２年間、韓国で１０５本の本塁打と２７０打点を記録した最高の選手の１人」としながら「ミネソタは朴炳鎬に対して我慢強く彼の持つ力を信じなければならない。姜正浩もシーズン序盤は適応速度は遅かったが、結局ナショナルリーグ新人王投票３位でシーズンを終えた」と伝えた。