韓国旅行「コネスト」 北の映画、カンヌ映画祭に初登場。韓国の芸能ニュース
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北の映画、カンヌ映画祭に初登場

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北朝鮮の映画が世界最高権威の映画祭とされるカンヌ国際映画祭に初めて登場し、話題になっている。平壌(ピョンヤン)
郊外に住む一家の日常を描いた『ある女子学生の日記(A Schoolgirl’s Diary)』。

18日午後8時(現地時間)、世界各国のバイヤーに初めて公開され、21日にも別の試写会が予定されている。フランスの映画配給会社「プリティー・ピクチャース」は昨年10月、平壌国際映画祭で版権を購入している。『ある女子学生…』(監督:チャン・インハク)はスタートの部分から注目された。ミッキーマウスが描かれたカバンをかついだ少女が登場する。少女は9歳ごろからマンションに住むのが夢だった。

映画は家族の悩みを結構劇的に描いている。少女の父は科学者。研究開発に忙しい父は工場で宿泊を解決し、家にはほとんど帰ってこない。娘らは父の「不在」が不満だ。「家に男がいないから」漏電も、煙突の掃除も全部女がしなければならない。さらに科学院の司書の母は毎晩夫の資料を翻訳するのに忙しい。結末は予想通りだ。長女スリョンは科学者の父を結局理解するようになり、父と同じ科学者の道へ進む決心をする。

だが、数カ月に一度家に帰ってくる父に「来ないほうがマシ」、「お父さんは受けるばかりの恥知らずの人」といった具合の辛らつなセリフが登場する。スリョンは父のことを「将軍様と一緒に撮った写真一枚も、博士号もない」、だからマンションも受けられない失敗者、と感じる。また、翻訳の仕事で忙しく、遠足の弁当を作るのも忘れる母には「お母さんに期待しないように。お母さんにはお父さんだけ」、「継母のほうがマシ」と不満がる。

映画では英語のセリフも出てくる。科学に才能があるスリョンの能力を褒めるスリョンの友達が突然、お祝いの言葉を英語で語り、スリョンは「サンキュー、ベリーマーチ」と答える。サッカークラブのメンバーである妹、スオクのキャラクターもおもしろい。『ある女子学生…』は昨年8月に北朝鮮で公開し、800万人の観客を動員した模様だ。11月にはフランスの映画館でも公開される予定だ。

プリティー・ピクチャースの代表は「北朝鮮の日常をリアルに描いていて政治性が少ないため、購入を決めた」とした。映画を見た英国人記者、キングスリー氏は「北朝鮮の映画は初めて見た」とし「露骨的な政治スローガンを期待したが、ややセンチメンタルで旧式のドラマ」と評価した。

李后男(イ・フナム)記者
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2007年05月21日 16:49
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