「中国の産業革新を支援する韓国企業に大陸の扉を開く」

「中国の扉はさらに大きく開かれ、より多くの韓国企業が先に機会をつかむことを希望する」。

中国の李克強首相は「中国の産業革新に参加する韓国企業に中国進出の機会を大幅に増やす」と述べた。１日午前にソウル新羅ホテルで開かれた大韓商工会議所主管の「李克強首相招請韓国経済界との懇談会」でだ。

この日の懇談会には朴容晩（パク・ヨンマン）大韓商工会議所会長など韓国・中国企業の約２００人が参加した。懇談会に先立ち、李首相は財界人と非公式歓談会を開いた。この席には具本茂（ク・ボンム）ＬＧグループ会長、崔泰源（チェ・テウォン）ＳＫグループ会長、李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長など国内主要グループのトップが出席した。歓談会で主要グループは中国事業に関する投資計画などを明らかにした。鄭夢九（チョン・モング）現代車グループ会長は「中国政府の新エネルギー車活性化政策に合わせて、ハイブリッド車の中国現地量産をはじめ、、電気自動車まで事業を積極的に拡大する計画」と述べた。

この日午後にはソウル小公洞（ソゴンドン）のロッテホテルで韓国の全国経済人連合会、日本の経団連、中国の国際貿易促進委員会（ＣＣＰＩＴ）の主催で「韓日中ビジネスサミット」が開催された。２つのセッションに分けて開かれた討論会では司空壱（サゴン・イル）世界経済研究院理事長と韓悳洙（ハン・ドクス）元首相が司会を務めた。

サミットで李一衡（イ・イルヒョン）対外経済政策研究院長は「韓国・日本・中国が製造業分野で新しい形態の協業構図を構築するのがよい」とし、各国が特定産業を選んで特区を選定した後、そこに３カ国の企業が参加する案を提案した。