朴大統領と安倍首相　予定より30分長く単独会談

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と安倍晋三首相は２日午前、青瓦台（大統領府）で就任後初めてとなる首脳会談を行った。　
　青瓦台によると、安倍首相は同日午前１０時ごろ、青瓦台に到着し、芳名録に「内閣総理大臣安倍晋三」と記入。両氏は同５分から当初予定より３０分長い約１時間、単独会談を行った。

　両国の外交当局の要人数人だけが同席したとされる単独会談の議題は事実上、歴史認識問題の最重要課題である旧日本軍の慰安婦問題とされ、両首脳は直談判に近い包括的な議論を行ったとみられる。

　予定より長引いた会談で安倍首相が進展した立場を示した場合、両国の関係改善に弾みがつく可能性がある。

　両氏は単独会談後、関係閣僚らが出席する拡大会談を始めた。