国家機密が漂う韓国国会のネットワーク

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北朝鮮にハッキングされた事実が確認され、国会のセキュリティー実態が問題になっている。特に国家情報院が把握したハッキング被害者も当初知られた14人(議員3人、補佐陣11人)より多い30-40人であることが明らかになった。

国会事務局は21日、釈明資料を出し、「2011年に網(ネットワーク)分離事業を通じてセキュリティー措置を強化した」とし「(このうち)業務網はハッキングされた事実がない」と述べた。国会情報システム接続用内部網(業務網・イントラネット)と外部サイト接続や個人メール使用のための外部網(インターネット)を分離し、内部網はハッキングされなかったため、大きな問題ではないということだ。

しかしキム・スンジュ高麗大情報保護大学院教授は「分離したからといってハッキングされないわけではない。昨年、韓国水力原子力も網分離状態でハッキングされた」と述べた。一部の議員と補佐陣が国政監査資料などを外部網を通じて個人メールでやり取りすることもあり、安心できないという指摘もあった。李相逸(イ・サンイル)議員室によると、今年の国政監査だけで9つの中央行政機関が国会に約743万ページの資料を提出した。

この中には国防部の軍事機密など対外秘性の資料も多数含まれている。ある補佐官は「政府の内部資料を外部網用コンピューターを通じてメールやカカオトークで共有することも多い」と話した。

このため国家情報院がハッキング被害者に挙げたセヌリ党の吉ジョン宇(キル・ジョンウ)議員は「私が北のハッキングチームであってもセキュリティーが十分でない国会をターゲットとしたはず」と述べた。セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表もこの日、記者に「私のメールも度々ハッキングされ、随時パスワードを変えている」と吐露した。

国会情報委の関係者は「流出資料までが把握された国会関係者が14人であり、ハッキングにあった国会関係者をすべて合わせると30-40人にのぼると、国家情報院が報告した」と述べた。続いて「ハッキングの対象は情報委・国防委・外交統一委の関係者に集中している」と伝えた。

しかし国会は立法府という理由で国家情報院など政府機関の「情報傘」に含まれず、独立的にセキュリティーシステムを運営している。朴亨埈(パク・ヒョンジュン)国会事務総長は「政府を牽制すべき国会が国家情報院から常にセキュリティーモニタリングを受けるのでは困る」とし「独自のセキュリティーシステムを強化する」と明らかにした。

一方、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員と吉議員は21日、「ハッキングに関し、いかなる通知も国会から受けていなかった」と明らかにした。国会立法情報化担当官室の関係者は「国家情報院から『公式通知』を受けたものはない」と述べ、「非公式的には通知を受けたのか」という質問には「確認できない」と答えた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2015年10月22日 09:27
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