ソウルウェスティン朝鮮ホテル地下がリニューアル

約１００年の伝統を誇るソウル・ウェスティン朝鮮ホテルが地下１階の改装を終え、４月１０日に中国レストラン「紅縁」、ライブ・バイキングレストラン「ａｒｉａ」、カフェ「ｗｅｃｃｈｉａ ｅ ｎｕｏｖｏ」を同時にオープンする。現在の日本食レストランはホテルの２０階に移る。

補修工事は今年１月に始まった。工事費用は１１０億ウォン（約１１億円）。ソウルウェスティン朝鮮ホテルは１９１４年に韓国で初めて洋式ホテルとしてオープンし、１９７０年には当時の最新式最高層ホテルとして再建築された。部分改修・補修工事では今回が再建築以来、最大規模となる。

改修・補修作業は世界的なインテリアデザイナーのアダム・ティハニー氏らが担当した。また、ホテル側は外部の丘陵地形を削り、レストランの裏口を正門のようにデザインした。客室とレストランを利用する顧客が自然に分離されることで便宜性を高めた。