朴大統領の支持率　４１週ぶり５割超え＝訪中効果

【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが７日発表した先週（８月３１日～９月４日、２５００人対象）の調査によると、朴槿恵（パク・クネ）大統領の支持率は５０．４％で、５週連続の上昇となった。

　支持率が５０％台を記録するのは、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議が開かれた昨年１１月第３週（５０．０％）以来４１週ぶり。

　特に朴大統領が中国の抗日戦争勝利７０年記念の軍事パレードを参観した３日から２日間は支持率が６．１ポイント上昇し、５３．８％と今年最高を更新した。

　韓国ギャラップが４日に発表した世論調査でも、朴大統領の支持率は５４％に上昇し、昨年４月の旅客船セウォル号沈没事故以降で初めて５０％を超えている。

　不支持率は１．４ポイント低下の４４．０％で、昨年１２月以降で初めて４５％を切った。

　一方、次期大統領にふさわしい政治家は、与党セヌリ党の金武星（キム・ムソン）代表が２４．１％で１０週連続トップ。最大野党・新政治民主連合の朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長が１４．９％、同党の文在寅（ムン・ジェイン）代表が１４．５％と続いた。