韓国政府・ソウル市、漢江の観光資源・生態系復元に4000億ウォン投入

韓国政府とソウル市がおよそ４０００億ウォン（４０４億円）を投じて漢江（ハンガン）の生態系復元と観光資源化計画を推進する。

韓国企画財政部とソウル市は２４日、ソウルで漢江協力会議を開き、このような漢江自然性復元および観光資源化を推進すると明らかにした。ソウル市漢江区間を７つのエリアに分け、自然性の復元、アクセシビリティの改善、公的文化空間の造成などの事業を段階的に推進する。

韓国政府とソウル市は今回の方案が２０１９年までに４０００件以上の雇用を創出し、２０３０年までに漢江公園の緑地率６４％、漢江利用者数１億５００万人、外国人観光客の漢江訪問比率２０％などの成果を上げられるものと期待している。

崔ギョン煥（チェ・ギョンファン）副首相兼企画財政部長官は「漢江の奇跡が産業化の成功を意味したとすれば、これからは産業と文化の融合という新しい次元の挑戦と成功につながっていかなければならない」とし「漢江は自然環境の側面から、世界水準の潜在力を持っている」と明らかにした。

朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長も「今日は漢江が生き返るその第１波を起こす日で、『第２の漢江の奇跡』を見ることになるだろう」としながら「漢江の生態環境の復元と経済復興の新しい動力になるだろう」と伝えた。