＜光州ユニバ＞サッカー男子韓国代表、ブラジル破り決勝進出

ユニバーシアード光州（クァンジュ）大会で男子サッカー韓国代表チームが南米の強豪ブラジルを破り決勝に進出した。

韓国代表は１１日に全羅南道霊光（チョンラナムド・ヨングァン）で行われたブラジルとの男子サッカー準決勝で、イ・ヒョンソン（竜仁大学）とチョン・ウォンジン（嶺南大学）の連続ゴールにより２対０で勝利した。今大会ではグループリーグから準決勝まで全勝を記録し快調なコンディションを持続した韓国は、１９９７年のイタリア・シチリア大会以来１８年ぶりに決勝に進出した。金メダルを獲得できれば１９９１年の英シェフィールド大会以来２４年ぶりの快挙となる。

韓国は前半を０対０で終えたが、後半１０分にイ・ヒョンソンが右シュートでゴールを決め機先制圧に成功した。ゴールポストに向かったボールが相手の守備選手に当たって曲がり、ゴールキーパーが手を出せなかった幸運のゴールだった。失点に興奮したブラジルは３分後にミッドフィルダーが退場となり数で優位に立った韓国は後半１９分にムン・ジュンホ（竜仁大学）のクロスをチョン・ウォンジンが追加ゴールにつなげ勝利を後押しした。

韓国は１９９３年の米バッファロー大会、１９９５年の福岡大会、１９９７年のシチリア大会で３大会連続で決勝に進出しているが、いずれも銀メダルにとどまり無念を残した。今大会の決勝相手となるイタリアはグループリーグで韓国が１対０で勝利しており、精神的にも有利だ。

決勝戦は１３日午後７時から全羅南道羅州（ナジュ）公設運動場で開かれる。