韓国10大グループ、海外に系列会社2055社設立…中国が最多

韓国１０大グループが設立した海外系列会社が計２０００社を越えることが集計された。

企業分析専門機関「韓国ＣＸＯ研究所」は８日、韓国１０大グループにおける海外系列会社の現況を分析した結果、世界９１カ国に２０５５社の海外独立法人を置いていることが明らかになった。

１０大グループの海外系列会社が最も多く置かれている国は中国だった。中国内に設立された系列会社は計４７０社で、１０大グループ全体の海外系列会社の２３．０％を占めた。中国に次いで系列会社が多く置かれている国は米国だった。１０大グループが米国に設立した系列会社は３００社（１４．７％）に達する。

中国と米国の他に１０大グループの海外法人が多いのは、香港（８５社）、カナダ（７３社）、シンガポール（６４社）、日本（６３社）、インドネシア（５７社）、ドイツ・インド（各５５社）、ベトナム・英国（各５４社）などの順だった。このうち、中国、米国、シンガポール、日本、ドイツ、インド、ベトナム、ブラジルなど８カ国には１０大グループ全てが系列会社を置いていることが調査された。

最も多い海外法人を置いているグループはサムスンで、６７カ国・４８８社に分布している。続いてＬＧ５５カ国・２９２社、現代車４０カ国・２６８社の順。

一方、ギリシャに進出した韓国１０大グループの海外系列会社はサムスン（２社）、ＬＧ（１社）の法人３社に過ぎなかった。