韓日、「福島産水産物輸入規制」WTO協議…成果なく終了

スイス・ジュネーブの世界貿易機関（ＷＴＯ）事務局で開かれていた韓日間の福島産水産物輸入規制紛争に対する２国間協議が成果なく終わった。

２４～２５日（現地時間）の２日間にわたって行われた同協議が失敗したことに伴い、今後ＷＴＯ小委員会を通じた強制解決手続きを踏むことになった。韓国産業通商資源部は、今後のＷＴＯ紛争解決手続きに備えて徹底して準備をしていく方針だと明らかにした。

これに先立ち、日本政府は先月２１日に韓国政府が福島原発からの放射性汚染水の流出を理由に福島など日本８地域の水産物輸入を禁止した措置に関連し、２国間協議を要請していた。