＜大リーグ＞秋信守、３試合連続の長打…打率１割４分１厘に上昇

秋信守（３３、テキサス）が３試合連続で長打を放ち、打撃感覚を取り戻している。

秋信守は４日（日本時間）、米テキサス州アーリントンのグローブライフパークで行われたオークランド戦に５番・右翼手で出場し、３打数１安打１打点をマークした。連続ヒットを３試合に伸ばし、打撃感覚が上がっている。打率は１割３分１厘から１割４分１厘に上昇した。

２回裏の最初の打席で四球を選んだ後、ホームを踏むことができなかった秋信守は、４回、自らチャンスを作った。相手先発ソニー・グレイの外角球を逆らわずに打ち返し、左翼フェンスに直撃する二塁打を放った。３試合連続の長打が生まれる瞬間だった。その後、秋信守は投手の暴投で三塁まで進塁したが、またも後続打の不発で得点には結びつかなかった。

最後の打席では打点をあげた。その前の２打席をそれぞれ三振とフライで終えた秋信守は９回、一死満塁のチャンスでライトに犠牲フライを放ち、三塁走者を生還させた。野手がフェンスに衝突しながら捕球するほど大きな打球だったが、安打にはならなかった。チームが０－７とリードを許した状況で零封を免れるのに寄与した。

４月まで打率９分６厘と振るわなかった秋信守は、５月に入って３試合で３割３分３厘（１２打数４安打）と勢いに乗っている。