昨年の韓流生産誘発効果　前年比４．３％増＝韓国報告書

【ソウル聯合ニュース】昨年の韓流による生産誘発効果は１２兆５５９８億ウォン（１兆３９１０億円）で前年比４．３％増加したと集計された。大韓貿易投資振興公社（ＫＯＴＲＡ）と韓国文化産業交流財団が３日、報告書を通じ発表した。

　韓流の年度別生産誘発効果は２０１１年が１１兆１２２４億ウォン、１２年が１１兆３５３５億ウォン、１３年が１２兆３７５億ウォンと年々増加している。

　昨年１年間で生産誘発効果が大きかった分野は、ゲームが２兆２４７６億ウォン、観光が２兆１０６８億ウォン、食品飲料が１兆８１８８億ウォンだった。

　また、化粧品の生産誘発効果が前年比５６．６％増の８８２４億ウォンで、伸び幅が最も大きかった。

　韓流による雇用誘発効果は１０万２３２６人で前年比４．７％の増加となった。

　文化コンテンツ、消費財、観光の輸出額推定値は、６１億６０００万ドル（７３６８億円）で前年比８．４％の増加。韓国全体の輸出額増加率（２．３％）よりも高かった。

　ＫＯＴＲＡは「韓流が中小企業の輸出の一役を担えるよう積極的に支援していく」と説明した。