ソウル市、2030年までに温室効果ガス40％削減案を提示…日本も削減か

ソウル市は２０３０年までに温室効果ガス排出量を２００５年比４０％削減するという計画を発表した。

ソウル市は１０日、ソウルで開かれる世界都市気候環境総会「イクレイ（ＩＣＬＥＩ）世界大会２０１５」を契機にこのような内容が盛り込まれた「ソウルの約束」を準備していると７日、明らかにした。

この「ソウルの約束」は市や自治区、学校などを中心に学生や市民の参加で履行される。ソウル市は「１人　ＣＯ２　１トン削減」を通じて温室効果ガスの排出量を２０２０年までに２００５年比１０００万トン（２５％）、２０３０年までに２０００万トン（４０％）を削減する計画だ。

ソウル市は、ただの宣言に終わらないように１０分野・計３６項目の課題を提示し、履行実態や目標、行動計画を点検して毎年評価報告書を発刊することにした。

ソウル市はソウル環境運動連合など５２の市民団体等で構成された市民運動本部を発足させ、ＣＯ２削減運動などに積極的に参加できるよう実践方法をアナウンスしていく計画だ。

一方、日本経済新聞によると、日本政府は２０３０年までに温暖化ガス排出量を２０１３年比２０％前後削減する方向で調整に入ったと９日、報じた。