ホワイトデープレゼント　不況で中低価商品が人気＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国で不況を反映して、ホワイトデー（３月１４日）のプレゼントに中低価のキャンデーやチョコレートのセット商品が売れている。

　コンビニエンスストア大手のＧＳ２５は９日、過去４年間のホワイトデー商品の売り上げを価格帯別に分析した結果、１万ウォン（１０８０円）未満の商品の割合が増えていることが分かったと明らかにした。

　２０１１年と１２年には１万ウォン未満の商品の売上高が全体の４９．０％だったが、１３年には７３．１％に跳ね上がった。

　昨年は７２．０％と前年比１．１％の減少だったが、１１～１２年と比較すると２３ポイント上昇した。

　ＧＳ２５は、長引く不況で消費心理が萎縮しホワイトデーに贈るプレゼントの購入価格も大きく下落していると分析した。

　そのため、同社は今年、１万ウォン未満の中低価セット商品を全体の７割に当たる４９種類準備した。

　また、各店舗ではプレゼントを手作りする人をターゲットにリーズナブルな価格のラッピング用品を販売する。