韓国映画『江南1970』、19禁でも公開５日で観客100万人突破

イ・ミンホ、キム・レウォン主演の映画『江南（カンナム）１９７０』（ユ・ハ監督、モベラピクチャーズ製作）が「青少年観覧不可」制限にもかかわらず、公開５日で１００万人の観客を突破した。

１９７０年代のソウル、開発が始まった江南の土地をめぐる２人の男の欲望と義理、背信を描いたユ・ハ監督の『マルチュク青春通り』『卑劣な街』の３部作完結編である『江南１９７０』は、公開５日目である２５日までの累積観客数が１００万１７７９人（映画振興委員会統合コンピュータ・ネットワーク基準）を記録した。

『江南１９７０』の１００万人突破スピードは歴代の「青少年観覧不可」作品１位である２０１０年の『アジョッシ』（累積６２８万２７７４人）よりも１日早く、秋夕（チュソク、中秋）連休に公開して２０１４年に同じく青少年不可作品として最高の興行記録を打ち立てた『タチャ－神の手』（累積４０１万５３６２人）と同じだ。

また『江南１９７０』は、やはり青少年不可で公開６週間ボックスオフィス上位圏を守った１０００万人映画『国際市場』を軽く上回った。同時期公開のアニメ『ベイマックス』も公開初週のボックスオフィス順位で抑えていたが２５日にはトップを明け渡した。