映画『国際市場』、今年初の１０００万映画に…公開から２８日で

映画『国際市場』がついに１０００万観客を突破した。

１４日、映画振興委員会映画館入場券統合電算網によると、同作は１３日だけで１５万４９１４人を集めて累積観客数１０００万９８５人を記録した。これでユン・ジェギュン監督は２００９年映画『ＴＳＵＮＡＭＩ－ツナミ－』（累積観客数１１４５万３３３８）に続き１０００万映画を２本も演出した監督になった。

『国際市場』は公開４日目で１００万、８日目２００万、１５日目５００万、１６日目６００万の観客を動員するなど猛烈な勢いで公開２８日目となる１３日、韓国映画では１１番目となる１０００万観客映画リストに名前を入れることになった。

この興行速度は、ユン・ジェギュン監督の前作である『ＴＳＵＮＡＭＩ』より６日、『弁護人』（１１３７万５９５４人）より５日、『グエムル－漢江の怪物－』（１０９１万７２２１人）と『７番房の奇跡』（１２８１万１２１３人）より４日早い。通常、映画が公開されれば時間が経つにつれ観客数が減るものだが、『国際市場』は公開２週目、３週目を経て観客の熱い口コミを通じて逆に観客数が増える傾向を示した。

『国際市場』は『ＴＳＵＮＡＭＩ』で１０００万観客を動員したユン・ジェギュン監督の５年ぶりの新作だ。１９５０年代から現在に至るまでの歴史的事件と人々が生きて抜いてきた激動の時代を、主人公ドクス（ファン・ジョンミン扮）の人生を通じて生き生きと描き出した。２０代から７０代までの幅広い年齢帯を１人で熱演したファン・ジョンミンが、韓国現代史を貫いて生きてきた親世代の人生にスポットライトを当てる。ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、キム・スルギなどが出演している。