ソウル市が「野良猫地図」公開へ　ネットで情報共有・管理

【ソウル聯合ニュース】ソウル市は２２日、大手ポータルサイト、ダウムで来週から地図「野良猫をお願い」を運営すると発表した。

　同市は動物愛護団体などと協力し、市内の野良猫の生息地域など関連情報を地図に入力できるようにして、集まった情報を基に野良猫を管理する計画だ。

　地図には掲示板の機能も備えられ、支援者らが野良猫の情報を交換したり、情報を書き込んだりして、地域間のネットワーク構築を目指す。

　同市は利用者が増えればアプリケーションを制作する方向でダウムと協議中だ。

　同市は地図の運営に伴い、先月から「動物保護管理システム」（ｗｗｗ．ａｎｉｍａｌ．ｇｏ．ｋｒ）で「ＴＮＲ活動」の全過程を公開している。ＴＮＲは殺処分をせずに野良猫の数を減らすことを目的に、捕獲して不妊・去勢手術した上で元の場所に戻すもの。

　現在、同市には約２５万匹の野良猫が生息しており、一部地域では住民の間で問題になっている。