朴大統領　カナダで公式歓迎式出席＝ＦＴＡ効果に期待

【オタワ聯合ニュース】カナダを国賓訪問中の朴槿恵（パク・クネ）韓国大統領が２１日（現地時間）、首都オタワの総督公邸で開かれた公式歓迎式に出席した。

ジョンストン総督とは昨年２月に朴大統領の就任式出席のため来韓した際にも会っている。

歓迎式でジョンストン総督は、朴大統領の訪問を歓迎する言葉を伝えた後、「韓国を訪問した時、両国が大変多くの分野で共に動いているのを見て非常に喜ばしく思ったが、交易や革新、教育などで共にすべきことはまだ多いと思う」と述べた。

これに対し朴大統領は、「両国は緊密な協力パートナーであると同時に基本的な価値を共有する国として、相互繁栄はもちろん、国際平和と発展に共に寄与できる大きな潜在力を秘めている」と述べた。特に、２２日（同）に署名する韓国・カナダ自由貿易協定（ＦＴＡ）に言及し、両国間の協力の潜在力を高める新たな原動力になるものと期待を示した。

歓迎式にはジョンストン総督夫妻をはじめ、両国政府の代表団、現地同胞、朝鮮戦争に参戦した元カナダ兵らが出席した。

朴大統領は歓迎式に続き、ジョンストン総督夫妻と歓談し、再会を喜ぶとともに、招待に感謝の言葉を伝えた。

２２日（同）はハーバー首相との首脳会談が予定されている。同日に米ニューヨーク入りし、国連総会など一連の会合に出席する。