“ＳＨＯＷ”の力…映像通話、１年で７７０万人加入

“映像通話”に代表される３世代移動通信（ＷＣＤＭＡ）の加入者が導入１年で７７０万人に達した。

昨年３月１日、ＷＣＤＭＡサービス「ＳＨＯＷ」を開始したＫＴＦは、マーケティングに全力を尽くして４２０万人の加入者確保に成功した。２世代で万年２位だったＫＴＦが、３世代では１位を独占したのだ。昨年３月３０日、３世代サービス「Ｔライブ」を始めたＳＫテレコムも３５０万人の加入者確保に成功した。全携帯電話使用者の１８％が３世代に乗り換えたり、新しく加入したのだ。

ＫＴＦは今年の新規加入者の目標を７７０万人と予想している。ＳＫテレコムの加入者も大きく増える見込みだ。昨年だけでも同社は絶対的に優位を占めている２世代から、３世代に市場が素早く移行していくことを懸念し「Ｔライブ」のマーケティングにあいまいな態度を見せた。しかし今年は「ＷＣＤＭＡ＝ＫＴＦ」が既定の事実と化すことを防ぐためにマーケティングに力を注ぐ計画だ。

まだ３世代サービスを始めていないＬＧテレコムもはやければ来月この市場に参入する。これにより通信業界では今年の年末には３世代通信の加入者数が１５００万～１７００万人に達すると予想している。