スマホ利用者は人生の満足度が高い＝韓国調査結果

【ソウル聯合ニュース】スマートフォンを使う人は使わない人より人生の満足度が高いという調査結果が１日発表された。

　韓国政府系研究機関の情報通信政策研究院が発表した「スマートフォン利用の有無に伴う人生の満足度」についての報告書によると、健康や性格など個人的な側面に対するスマートフォン利用者の満足度は４．９８点（７点満点）でスマートフォン非利用者（４．６２点）に比べて多少高かった。　

　対人関係や学校、職場、地域社会などに対する満足度もスマートフォン利用者が非利用者より高かった。

　年代別では、２０代以上のすべての年代でスマートフォン利用者の満足度が高かった。　

　１０代（満１３～１９歳）の場合、スマートフォン非利用者の満足度が利用者より多少高かったが、これは学業への影響と関連があるとみられている。　

　スマートフォン利用者と非利用者の満足度で差が最も大きいのは４０代だった。　

　スマートフォン利用の有無と関係なく、１０代から３０代までは人生の満足度が増加し、４０代から下落する傾向が見られた。また、性別では男性が女性より満足度が高いとの結果が出た。

　今回の調査は満１３歳以上のスマートフォン利用者６６１２人、非利用者２５６２人の計９１７４人を対象に行われた。