韓国映画｢ストーン｣、第28回アジア映画祭コンペ部門に招待

韓国映画『ストーン』がアジア映画祭コンペティション部門に招待された。

１１日、配給会社「シネスエンターテインメント」側は「スイスのロカルノ国際映画祭、ハワイ国際映画祭、仏ドーヴィル・アジア映画祭など、海外有数の映画祭で作品性を認められた映画『ストーン』が来月４日、福岡で開催される第２８回福岡アジア映画祭のコンペティション部門に招待された」と明らかにした。

『ストーン』の海外配給会社「ファインカット」は「昨年８月にロカルノ国際映画祭でのプレミア以来、約１年が過ぎた今の時点でコンペティション部門に招待されたのは異例のことだ」と伝えた。

福岡アジア映画祭の実行委員長である前田秀一郎氏は「プロを目指すアマチュア青年と引退を考えている組織ボスの間の特別な関係に非常に感動した。それぞれの悩みをもつ彼らの姿が私たちの人生を反映している」と招待の理由を明らかにした。主役を演じた俳優チョ・ドンインは来月４日から７日まで映画祭に出席し、観客との対話をはじめ映画の広報活動に参加する予定だ。

福岡アジア映画祭は日本の巨匠・今村昌平監督によって１９８７年に創設された映画祭だ。歴代の最優秀作品賞受賞韓国作品は、『悪い男』（２００２年）、『ハロー！？ゴースト』（２０１１年）、『ラブ・リミット』（２０１２年）、『パパロッティ』（２０１３年）等がある。過去３年連続で韓国作品が最優秀作品賞（グランプリ）を受賞しながらその強さを見せているが、今年も良い結果があるものと期待を集めている。

一方、映画『ストーン』は１２日に公開される。