携帯電話売上高シェア　LG電子が初の３位に＝１～３月

【ソウル聯合ニュース】ＬＧ電子が売上高ベースで携帯電話の占有率で世界３位に浮上したことが２６日、分かった。

　米調査会社のストラテジー・アナリティクス（ＳＡ）は同日、１～３月期の携帯電話部門売上高を集計した結果、ＬＧ電子が３１億８４００万ドル（約３２４７億円）を記録したと発表した。

　世界の携帯電話市場で米アップル（約２６０億ドル）とサムスン電子（約２３１億ドル）に次ぐ３位となった。売上高シェアはアップルが３４．２％、サムスン電子が３０．４％、ＬＧ電子が４．２％。

　アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などスマートフォン（多機能携帯電話）が登場してから、ＬＧ電子が携帯電話部門で売上高シェア３位になったのは今回が初めて。

　４位はソニーで２５億１８００万ドル（３．３％）、５位はノキアで２５億１５００万ドル（３．３％）。

　同期間の携帯電話販売台数では売上高ベースと順位が入れ替わり、サムスン電子（１億１３００万台）がトップ、次いでノキア（４７００万台）、アップル（４３７０万台）、ＬＧ電子（１６４０万台）の順だった。

　アップルとＬＧ電子は相対的に値段の高い最高クラス製品の比重が高く、サムスンとノキアは普及型製品の販売割合が高いためと分析された。