８月来韓のローマ法王　ソウル・光化門一帯で列福式

【ソウル聯合ニュース】８月に韓国を訪問するローマ法王フランシスコが執り行う「列福式」の会場が、ソウル・光化門一帯に確定した。ソウル市が１６日、明らかにした。

　ローマ法王は韓国政府と韓国天主教（カトリック）の招きで８月１４日から１８日まで来韓し、１６日には韓国人殉教者の列福式を行う。

　準備委員会は光化門、ソウル広場、清渓広場一帯での列福式開催を確定した。天主教は２０万人に席を割り当てる。見物客も合わせると参加者は５０万～１００万人に上ると予想される。式は午前１０時から２時間２０分間行われ、法王のパレードも予定されている。

　会場の確定を受け、韓国政府は警護や安全、対テロ、交通規制などの対策を講じている。当日は一帯の交通が完全に規制され、周辺の地下鉄３駅も閉鎖される。

　列福とは、生前の徳と聖性が法王に認められた信者を聖人に次ぐ福者として列するもので、今回は１８～１９世紀の殉教者１２４人が列福される。