「大韓民国国家地図集」を発刊

建設交通部傘下の国土地理情報院（院長：孫奉均）が、１４日「大韓民国国家地図集（Ｔｈｅ　Ｎａｔｉｏｎａｌ　Ａｔｌａｓ　ｏｆ　Ｋｏｒｅａ）」を出版した。

韓国の領土や自然環境・経済・社会・人口・文化などの情報を体系的にまとめた地図集は、領土をはじめ国家の地理情報を公式に発表する資料、という点から有意義だ。

とりわけ、独島（ドクト、日本名・竹島）や東海（トンへ、日本名・日本海）、白頭山（ぺクドゥサン）などの地名表記・領有権をめぐり、国家間の紛争が日々深刻化しつつある実情で、９３年に韓国語版が出版されて以来、国内初めて英語版が出版された点も注目できる。

英語版の国家地図集で、独島は「Ｄｏｋｄｏ」、白頭山は「Ｂａｅｋｄｕｓａｎ」、海洋科学基地のある韓半島最南端の離於島（イオド）も「Ｉｅｏｄｏ」に、それぞれ明記し、韓国の領有権を明確にしている。２月２５日からは、国土地理情報院のオフィシャルサイト（http://www.ngii.go.kr）を通じてもサービスされる。