広報一筋２７年、韓日交流で「二毛作」の人生

会社生活32年のうち27年を広報業務に携わってきたチャン・サンイン氏（55、写真）。韓国電力公社と大宇（デウ）建設を経て、ファンテック系列会社・企画広報室の専務を務めていた同氏が突然新しい道へ旅立った。

職場での「副専攻」だった日本関連業務を通じ、人生の「二毛作」に挑戦したのだ。同氏は先月下旬に会社をやめて、ＪＳＩパートナースという会社を創業、独り歩きを始めた。日本企業の韓国内進出と投資、そして韓国企業の日本進出と投資をサポートするマーケティング支援専門会社だ。

韓国の建設会社の日本建設現場研修プログラムも開発中だ。「ドラマ・歴史・公演・小説など多様なジャンルの文化コンデンツを交流し、新しい東アジア文化のルネサンス作りに一助したい」。引退を考えるごろだが、同氏はいまでも大きな夢を見る。韓日両国の企業を結び、文化交流伝道師の役割も果たしたい、としている。