ＣＭが進化、好奇心誘うストーリー展開

象徴的なイメージと反復的なメッセージが中心だったＣＭが進化している。最近のＣＭは、映画のようなストーリーや好奇心を誘発するストーリー構成が目立ち、消費者の注目を集めている。

ＬＧ生活健康の化粧品ブランド‘后’は、今月から‘后の秘密’というＣＭを放送している。 悲恋の王后、拱辰享をめぐる愛憎、陰謀、野望を扱った宮中ファンタジー小説を劇化したものだ。イ・ヨンエが運命の王后、拱辰享の美しい姿態を演じる。

三星（サムスン）電子プレミアム冷蔵庫「ジペル」は面白いストーリーを導入した。 新しい広告キャンペーン「Ｍｙ　Ｆｒｅｓｈ　Ｌｉｆｅ」の‘瑞々しい冷蔵庫’編で、ユン・ウネはキュウリと砂漠を素材にした話を聞かせてくれる。 製品の露出はなく、「瑞々しいキュウリが砂漠へ行くと乾いてしまう」という話だ。 好奇心を持ち始めた消費者は、最後にユン・ウネが「皆様の冷蔵庫はどうですか？」とコメントするところで製品に注目し、次のＣＭへの関心を高める。

ソマン化粧品のシワ改善機能性化粧品、多娜嫺（ダナハン）ＴＧ?は中国の古詩から話が始まる。 「花無十日紅」。 花が咲くのはせいぜい１０日間ほどだが、人の美しさを守る秘法は何かというテーマだ。 モデルのク・ヘソンは「シワに勝つ方法を知っています」と言いながら解決法を提示する。 女性モデルが白くて美しい皮膚を強調していた以前のＣＭとは異なる。

今回の広告を企画したウェルコムのイ・サンジン局長は「ソマン化粧品の漢方ブランドである多娜嫺が持つ伝統とプレミアムのメッセージを伝えるために中国の古詩を活用した。 消費者の購買パターンが積極的に変化し、こうした表現技法が効果的に使われている」と語った。

中央日報　Joins.co