レクサス体験スペース　ソウルに年内オープン＝韓国トヨタ

【ソウル聯合ニュース】韓国トヨタ自動車の吉田明久社長は２６日、高級車ブランド「レクサス」のソウル・江南のショールームで開かれた「レクサスＣＴ２００ｈ」のマイナーチェンジモデル発売イベントで、年内にソウルにブランド体験スペースをオープンし、２０２０年までに累計顧客数１０万人を達成するという内容の「ビジョン２０２０」を発表した。

　現在までのレクサスの累計顧客数は約６万人。昨年約５４００台を販売し、今年は販売台数６０００台を目標にしている。

　同社はビジョン２０２０実現のために今年から３年間、収益基盤を強化するなど質的成長を目指すという。ドイツメーカーのディーゼル車に対抗し、若い顧客をひきつけるためのハイブリッド車（ＨＶ）やスポーツモデルのラインアップも追加する計画だ。

　吉田社長は１０月までにレクサス初の小型スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）のハイブリッドモデルである「ＮＸ」を発売し、１１月ごろにはスポーツモデル２種を追加で発売すると話した。　

　これが実行されれば、レクサスは小型ハッチバック、中大型セダン、ＳＵＶのすべてのラインアップで合計６車種のハイブリッドモデルを保有することになる。スポーツモデルも６車種に増える。　

　新型「ＣＴ２００ｈ」の公式販売は４月２日から。