韓国旅行「コネスト」 <ショートトラック>ロシア帰化のアン・ヒョンス、韓国代表の壁に。韓国のスポーツニュース
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<ショートトラック>ロシア帰化のアン・ヒョンス、韓国代表の壁に

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いつのまにか“ショートトラック皇帝”アン・ヒョンス(29)はビクトール・アン(ВикторАн)として定着した。

15日、ソウル孔陵洞の泰陵国際スケート場で開かれたスケート代表チームの記者会見。ショートトラック男子代表のイ・ハンビン(26、城南市庁)とシン・ダウン(21、ソウル市庁)は、ソチ冬季オリンピック(五輪)で警戒すべき選手を尋ねられた。

シン・ダウンは「今季ワールドカップ(W杯)総合1位のチャールズ・ヘムリン(30、カナダ)が最も強く、次がビクトール・アン」と答えた。イ・ハンビンは「ヘムリンやビクトール・アンにあまりにも気を取られると他の選手にやられる」と警戒心を表した。

昨年まで韓国ショートトラックの選手はアン・ヒョンスを「ヒョンス兄さん」「ヒョンス先輩」と呼んでいた。しかしソチ五輪を控えて雰囲気は変わった。アン・ヒョンスをロシア代表、強力なライバルと見なし、一線を画したのだ。選手だけではない。昨年10月にソウルで開催されたW杯第2戦を控え、ユン・ジェミョン男子代表コーチ(50)は「ビクトール・アンは外国人選手の一人」と語った。

アン・ヒョンスは2006トリノ冬季五輪で3冠王となった“ショートトラックの天才”だった。2008年に左ひざを骨折した後、選手生活を締めくくるかと思われたが、再起に成功した。しかし今、彼の胸には太極旗(韓国の国旗)ではなくロシアの国旗が付いている。

この数年間続いたショートトラックのさまざまな問題がアン・ヒョンスをビクトール・アンに変えた。アン・ヒョンスが2007年から所属した城南市庁スケートチームは2010年12月、予算問題を理由に解体した。けがを乗り越えながらも無所属の選手となったアン・ヒョンスは代表選抜戦でも脱落した。この過程で派閥論争に火がついた。

アン・ヒョンスの父アン・ギウォンさんは「息子は韓国体育大と非韓国体育大の派閥争いの犠牲」と主張した。アンさんは15日、ラジオ番組に出演し、「スケート連盟の高位職にいるA氏のためにアン・ヒョンスが多くの被害と苦痛を受けた。国家代表選抜戦方式も何度も変わり、息子が適応できず、精神的に苦しんだ末、2011年12月にロシアに帰化した」と主張した。

2010年のショートトラック八百長波紋が収まった後、スケート連盟は「派閥は消えた」と主張している。しかしショートトラックの弊害が完全になくなったと見る人は少ない。八百長波紋の後、男子ショートトラックの戦力はさらに弱まった。一方、アン・ヒョンスは全盛期の実力を取り戻し、すでに韓国選手を上回っている。

2012年2月からロシア代表に加わったアン・ヒョンスは2012-2013シーズン、6回のW杯シリーズ個人戦でメダル6個(金3個、銀1個、銅2個)を獲得した。2013-14シーズンの4回のW杯シリーズ個人戦では金2個、銀4個、銅2個という成績だ。冬季五輪ショートトラックで一度もメダルを獲得できなかったロシアは、国内で開催されるソチ五輪で初の金メダルを期待している。

韓国男子ショートトラックは4回のW杯シリーズ個人戦で金2個・銀1個・銅3個に終わった。アン・ヒョンスの個人成績にも達しなかった。特に五輪出場権がかかったW杯第3、4戦の500、1000メートルでメダルを一つも獲得できず、五輪出場権はわずか2枚となった。韓国代表がアン・ヒョンスをビクトール・アンと呼んで距離を置く本当の理由だ。

アン・ヒョンスを手放した韓国男子ショートトラックは彼の後継者を見つけ出せなかった。ソチでは金メダル1個も確実でない。アン・ヒョンスはビクトール・アンとして、大きなブーメランとして返ってきた。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2014年01月17日 13:14
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