＜サッカー＞朴智星の父「息子の現役生活、長くて１年半」

朴智星（パク・チソン、３２、アイントホーフェン）が２０１５年６月に現役から引退するとみられる。

朴智星の父パク・ソンジョンさんは１６日、総合編成チャネルＪＴＢＣスポーツニュースのインタビューで、息子について話した。

パクさんは「引退まで長くはない。長くても１年半だ。残りの契約期間が最大で、その後の再契約はない」と話した。元所属チームのイングランドチャンピオンシップ（２部）クイーンズ・パーク・レンジャーズ（ＱＰＲ）との契約が満了する２０１５年６月までプレーし、そのまま引退するという意味だった。

パクさんは朴智星のワールドカップ（Ｗ杯）韓国代表復帰説についても、「周囲からもっとしろと言われても、本人の考えが固まっている」とし「そのメンバーなら十分に後方で応援しても大丈夫だと話している。行けば迷惑になると言っていた」と話した。

朴智星は９月末に足を負傷した後、しばらくグラウンドに出られず、８日に復帰戦を行い、１６日のユトレヒト戦に先発出場して活躍した。

パクさんは「けがをした部位がどうなったのかはっきり分からなかった。ただ自然に良くなったと思っている」と、けがの回復について言及した。朴智星の慢性的なひざのけがについては「元の状態に回復しない状態で走っている。そのために無理をすれば痛みが出る」とし「引退後、普通に生活するうえでは大丈夫だが、無理な運動をすれば問題があるはず」と話した。

８月にオランダＰＳＶアイントホーフェンとレンタル契約した裏話も伝えた。パクさんは「元所属チームのＱＰＲが２部リーグに落ちたので模索した。私は過去に智星がプレーする時、観衆のヤジなどの経験のためアイントホーフェンに行くことにそれほど賛成していなかった。しかし本人は当時のことはすべて忘れたと話してた」と伝えた。

パクさんはプレミアリーグ昇格を狙うＱＰＲがまた２部リーグに留まる場合、残りの１シーズンを他のチームでプレーさせるという立場も伝えた。朴智星の恋人キム・ミンジＳＢＳアナウンサーとの結婚についての考えも伝えた。

パクさんは「結婚は５月か６月、シーズンが終わって次のシーズンが始まる頃にするだろう。具体的な日は決まっていない」とし「８月にあいさつをして結婚しようという話をした状態。嫁に対しては１００％気に入っていて、智星には十分すぎる」と語った。