韓国衣類メーカー関係者が訪朝　開城団地で商談

【ソウル聯合ニュース】韓国の衣類・ファッションメーカーの関係者らが５日、韓国と北朝鮮が経済協力事業を行う開城工業団地を訪問し、受注生産に関する商談を行った。韓国衣類産業協会が明らかにした。

　団地を訪問したのは同協会加盟社の関係者４２人。団地は繊維や衣類に携わる工場の占める割合が高く、訪問した関係者らは深い満足感を示したという。オーダーを確約した企業もあった。

　訪問団長を務めた同協会の崔炳五（チェ・ビョンオ）会長は「今回の訪問を機にオーダーを増やす方針を決めた。今後、オーダーのための団地訪問を協会レベルで推進する」と話した。

　２００４年に稼働を開始した開城団地は今年４月、北朝鮮が一方的に労働者を撤収させ、操業が中断した。南北当局が交渉を続け、団地は９月１６日に再稼働した。