外貨預金残高４６１億ドル超　過去最高また更新＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が７日発表した資料によると、国内居住者の外貨預金残高は１０月末現在４６１億２０００万ドル（約４兆５４８４億円）で、前月比３６億８０００万ドル増加し、過去最高となった。これまでの最高は９月末の４２４億４０００万ドルだった。

　居住者とは韓国に住所を置く法人または韓国に６カ月以上居住する韓国人と外国人を指す。

　外貨預金残高は５月（３３１億８０００万ドル）以降５カ月連続で増加し、８月（４１０億２０００万ドル）からは毎月過去最高を更新している。

　韓国銀行関係者は「経常収支が大幅な黒字となり、企業が保有するドルを中心に外貨預金が増えている」と説明した。

　通貨別ではドル建てが全体の８４．６％に当たる３９０億１０００万ドルで、前月より３１億８０００万ドル増えた。人民元建て（３．５％）も同７億６０００万ドル増加した。一方、ユーロ建て（４．５％）は２億ドル、円建て（５．５％）は１０００万ドル、その他の通貨建て（１．９％）は５０００万ドルがそれぞれ減少した。