来年の「男女平等」予算　68％増加＝韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が２１日に国会に提出した２０１４年予算によると、男女平等社会の実現に向けた「性認知予算」に今年より６８．６％多い２２兆４３４９億ウォン（２兆７１２億円）が計上された。　

　事業の内訳は▼女性の経済的力量強化▼育児などの支援と仕事、家庭生活の両立基盤構築▼暴力根絶と人権保障▼福祉と健康権増進――などが柱となっている。

　保育部門では乳幼児保育料支援に今年を１８．６％上回る３兆７６５億ウォン、家庭養育費支援には２７．２％多い１兆１２０９億ウォンが計上された。

　性暴力の防止と被害者支援事業では今年より５．８％多い３１４億ウォンが策定された。性暴力事件の取り締まりには新たに２５億ウォンが策定された

　女性管理職のネットワーク構築支援には２億ウォン、女性の政治参与支援研修に１億６８００万ウォンなどが新たに策定された。

　政府関係者は「性別による恩恵格差が１０％以上の事業を対象に男女平等の成果目標値を調整するようにした」と説明した。