韓国・忠清南道のキク百万本　日本に輸出＝過去最大

【洪城聯合ニュース】韓国西部、忠清南道の農業技術院は６日、先月までに計１００万本のキクの花を日本に輸出したと明らかにした。

　これまでの最大輸出本数の８０万本を超え、同技術院は年内に合わせて２００万本を輸出できると期待している。

　同技術院は輸出量を増やすため、日本で需要が高まるお盆の時期に合わせ出荷できるよう栽培マニュアルを作成し農家に配布した。

　また、つぼみが丸くならずに楕円形になってしまう現象が夏の終わりごろによく発生するため、これを防止する栽培技術を適用し、約６０の栽培農家がキクの花を生産している。

　同道の礼山キク試験場の研究者は「忠清南道で開発したキクの品種説明書など全ての研究資料をキクの輸出栽培農家に提供している。今後は外国産品種に対抗できるよう現場を中心にコンサルティング支援や新品種の育成を計画している」と話した。