チュモンの声優変更で問い合わせが殺到

宋一国（ソン・イルグク）＆ハン・ヘジンのＷ主演ドラマ『朱蒙（チュモン）』（民放・ＭＢＣテレビ）を放送中のＢＳフジが、主人公の声の吹き替えを突然変更した後、視聴者からの問い合わせが殺到した模様だ。

毎日新聞・電子版が１０日に報じたところによると、ＢＳフジは、主人公（チュモン）の声の吹き替えを、９日放送分（第３６話）から別の声優に変更した。この突然の変更に戸惑った視聴者から６００件以上の問い合わせが殺到しているとのこと。

同紙によると、ジュモンの声優は、人気アニメ『デスノート』の主人公「キラ」こと夜神月役などを演じる若手人気声優の宮野真守さんが０７年１２月まで担当していた。しかし、０８年１月９日に放送された３６話から、海外ドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』のディラン役などで知られる実力派声優の小杉十郎太さんに変更。

同局には、こうした事情を知らない視聴者から「なぜ突然声優を変えたのか」といった戸惑いの声や「宮野さんが体調を崩したのか」などといった電話での問い合わせが、１０日午後３時までに６５０件以上あったという。同局では「チュモンが今後壮年期に入るので、さらに成熟した大人のイメージを出すため、宮野さんから小杉さんにバトンタッチしたもの。以前から決まっていたこと」と釈明し、予想外の反応に驚いている。

ＹＯＮＨＡＰ　ＮＥＷＳ