『宮廷女官…』見てＭＢＣにはがき送ったインドの収監者

「時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』に登場する人物は、私の生き方を前向きにしてくれた。また、忍耐心を持ち、深刻な状況を乗り越えるよう助けてくれた」。

民放・ＭＢＣテレビ（文化放送）の時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』（脚本：キム・ヨンヒョン、演出：イ・ビョンフン）を視聴したインドの刑務所の収監者の言葉だ。ナレンドラ・クマ・シャマという名前の収監者は最近、刑務所で同ドラマを見ながら人生の意味を考え、勇気を取り戻したという内容のはがきをＭＢＣ宛てに送ってきた。

人生を悲観し何度も自殺を試みており、自殺を禁じるインドの法律によりインド北部の刑務所に収監されて以降３年間保護観察の対象になっている。シャマさんははがきで「同ドラマを毎週視聴し、主人公の長今（チャングム）のことが好きになった」とし「長今に元気付けられており、非常に影響力のあるキャラクターだと思う」と話した。

続いて「劇中の人物は私と同僚に、肯定的な考え方と勇気、忍耐心を与え、深刻な状況を乗りこえられるよう助けてくれた」と付け加えた。また「同ドラマは収監者だけでなくすべての人々に強い動機を与えている」とし、『宮廷女官…』の肯定的な影響を高く評価した。

ＹＯＮＨＡＰ　ＮＥＷＳ