アジア最大級の釜山コンテンツマーケット　９日開幕

【釜山聯合ニュース】放送・映像コンテンツの見本市「釜山コンテンツマーケット」が９日から１１日まで、韓国・釜山の展示コンベンションセンター（ＢＥＸＣＯ）で開催される。

　今年で７回目を迎える。参加規模と取引実績は毎年拡大し、同分野でアジア最大の見本市として定着しつつある。今年も５４カ国から約６００業者（２６０ブース）、１４００人余りが参加し、過去最大規模となる見通しだ。

　９日の開幕式には、組織委員長を務める許南植（ホ・ナムシク）釜山市長や文化体育観光部の朴種吉（パク・ジョンギル）第２次官をはじめ、韓国と海外の業界関係者が出席する。広報大使を務める俳優のイ・グァンスさんとイ・チョンアさんも出席予定だ。

　今年のコンテンツマーケットは▼マーケット（ビジネスマッチング）▼フォーラム（アカデミー、コンテンツ産業セミナー）▼プラザ（就業フェア）▼公式行事（開幕式、レセプション）▼付帯行事（制作発表会、ショーケース）の５部門に分かれる。

　マーケット部門では、ドラマやドキュメンタリー、アニメーション、キャラクターなどさまざまなコンテンツが取引される。投資家と制作者間の商談や、文化コンテンツファンドの投資計画説明会などが行われる。先ごろ放送を終えたドラマ「アイリス２」（原題）の主演俳優チャン・ヒョクさんも、海外バイヤーにドラマの魅力を紹介する予定だ。

　組織委の関係者は「釜山コンテンツマーケットは放送・映像コンテンツの制作と流通、配給をネットワークでつなぐ取引の場で、多様なコンテンツ情報を収集できる場」と説明した。