化粧品主要各社の売上高　不況でも好調＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の主要化粧品メーカーの昨年業績が、不況にもかかわらず好調だったことが分かった。

　業界によると、ＬＧ生活健康の昨年の売上高は３兆８９６２億ウォン（約３４１６億円）で、前年に比べ１４．８％増加した。営業利益は４４５５億ウォンで、営業利益率は１１．４％を記録した。当期純利益は３０３９億ウォン。

　アモーレパシフィックの売上高は１１．５％増の２兆８４９５億ウォン、営業利益は３６４３億ウォンで、営業利益率はＬＧ生活健康を上回る１２．８％だった。当期純利益は２６８４億ウォンと集計された。

　エイブルＣ＆Ｃは売上高が４２５１億ウォンで、前年から３９．１％伸びた。営業利益は５１７億ウォン（営業利益率１２．２％）、当期純利益は３８８億ウォンだった。

　コスマックスの売上高は２８．１％増の３１２６億ウォン、営業利益は２６１億ウォン（営業利益率８．４％）、当期純利益は２０５億ウォン。韓国コルマは売上高が１６．５％増の３０２６億ウォン、営業利益１５１億ウォン（営業利益率５．０％）、当期純利益１１７億ウォンと集計された。

　業界関係者は「化粧品業界は女性客の消費増加のおかげで、（不況の）無風地帯だった。今年も各社の売上高は１０～２０％成長するだろう」と見込んだ。