朴新政権　内閣中心の国政運営が本格始動

【ソウル聯合ニュース】政府組織法改正案をめぐる与野党の対立で組閣が大幅に遅れ、これまで青瓦台（大統領府）中心に進められてきた韓国の朴槿恵（パク・クンヘ）政権の国政運営が、与野党合意を受け内閣中心体制に移行する。

　青瓦台の許泰烈（ホ・テヨル）秘書室長は１８日の首席秘書官会議で、これまで毎日開催されてきた同会議を通常通り週２回にすると明らかにした。青瓦台の尹昶重（ユン・チャンジュン）報道官は、組閣が遅れることにより国政運営に支障が出るとして当分の間、秘書室長主宰の首席秘書官会議を毎日開催し国政運営に努めると説明していた。

　今月１７日に与野党が政府組織法改正案について合意したことを受け、朴大統領は１８日に首席秘書官会議を開き、本格的な国政運営を進めるよう指示した。