韓国・唐津のフリージア　日本輸出が最盛期

【唐津聯合ニュース】韓国中西部の忠清南道唐津市は８日、市内の花卉（かき）農家約１０軒が先月２５日から今月末までに計３０万本のフリージアを日本に輸出すると明らかにした。

　同市の農業技術センターは暖房費が少なくて済み、栽培管理が簡単な低温性作物のフリージアを戦略的な輸出品に育成するため、市内に栽培団地を造成した。

　同団地で生産されるフリージアは色や形、香りが優れており、国内消費者をはじめ日本の消費者からも人気が高く、昨年も３０万本を日本に輸出した。

　農業技術センター関係者は「円安で農家の所得は昨年より減ると予想されるが、最高品質の商品を日本の消費者に届けるため、病害虫の防除や選別・包装などの指導に力を入れている」と話した。