新体操の孫延在　クラブで銅＝モスクワグランプリ

【ソウル聯合ニュース】ロシア・モスクワで３日まで開催されたモスクワグランプリ新体操国際大会で、韓国の孫延在（ソン・ヨンジェ）が種目別決勝のクラブで１６．５３３点をマークし、銅メダルを獲得した。

　１位はマルガリータ・マムーン（ロシア）、２位はシルビア・ミテバ（ブルガリア）。

　孫延在は昨年の同大会種目別決勝のフープでも銅メダルを獲得している。

　同大会は新体操王国ロシアを筆頭に東欧の強豪選手が多数出場し、ワールドカップ（Ｗ杯）よりレベルが高かったと評された。

　クラブを苦手とする孫延在が同種目でメダルを獲得したのは初めて。昨年のロンドン五輪ではクラブを落とし減点されたのが響き、メダル獲得には至らなかった。

　また、個人総合ではフープ１５．１６６点、ボール１５．４１６点、クラブ１５．１６６点、リボン１５．７５０点、合計６１．４９８点で、出場選手３４人中１０位を記録した。