韓国の国際特許出願　占有率は世界５位

【ソウル聯合ニュース】特許協力条約（ＰＣＴ）に基づく韓国の国際特許出願件数は昨年、前年比８．０％増の１万４４７件だった。占有率は５．７％で米国（２６．７％）、日本（２１．４％）、ドイツ（１０．２％）、中国（９．０％）に次ぎ世界５位。韓国科学技術企画評価院（ＫＩＳＴＥＰ）が７日、世界知的所有権機関（ＷＩＰＯ）の統計データを明らかにした。

　韓国の前年比増加率は中国の３３．４％や日本の２１．０％を大きく下回った。韓国の出願者は、企業が全体の６７．３％を占め、個人（１７．７％）、大学（１０．０％）、政府機関（５．０％）の順となった。

　企業別ではＬＧ電子が１３３６件で世界８位、サムスン電子は７５７件で１５位だった。中国通信機器大手、中興通訊（ＺＴＥ）が首位。２位はパナソニックだった。

　韓国の特許出願はデジタル通信（６５４件）、遠距離通信（６１０件）技術分野に集中しており、電機機械・エネルギー（５０４件）、ビデオ・映像（４５９件）技術なども多かった。

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