不況にも消費者心理指数は「安定」＝韓国

【ソウル聯合ニュース】経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数（ＣＳＩ）が長引く不況にもかかわらず安定を維持している。

　韓国銀行（中央銀行）が２５日に公表した消費者動向指数によると、７月のＣＳＩは前月比１ポイント下落の１００を記録した。ＣＳＩは基準値１００を超えると景気が上向くとみる人が多いことを意味し、１００を下回るとその逆となる。

　現在の経済状況に対する心理指数を示す消費者の景気判断ＣＳＩは７１で、前月比３ポイント下落。就業見通しＣＳＩは８７、物価水準展望ＣＳＩは１３６を記録し、それぞれ１ポイント下落となった。景気展望ＣＳＩは８１で前月と同じだった。

　今後１年間の予想物価上昇率を意味する期待インフレ率は年平均３．６％で前月比０．１ポイント下落した。