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韓国研究陣、微生物からバイオ水素の生産に成功

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環境汚染物質の一酸化炭素(CO)を食べグリーンエネルギーの水素(H2)を排出する微生物がいる。名前は「Thermococcus Onnurineus NA1」。南太平洋の水深1650メートルの深海にある熱い海水が吹き出る熱水口に生息する微生物だ。2002年に微生物を初めて発見した韓国海洋研究院の探査船「オンヌリ号」から名前を取った。

海洋研究院はこの微生物を利用したバイオ水素の生産技術開発に成功したと20日に明らかにした。1トン規模の生物反応器を利用すれば一酸化炭素を原料に1日10キログラムのバイオ水素を生産できる技術だ。一酸化炭素を利用したバイオ水素生産では世界最高水準の技術力となる。海洋研究院はバイオ水素を実際に生産するために5リットル、30リットル、300リットルの生物反応器も構築した。

一酸化炭素は豊富にあるガスだ。韓国の大型製鉄所3カ所の製錬過程で出る一酸化炭素は年間約300万トンに達する。このうち一部は製鉄所が熱源として再利用するが、残りは空気中に捨てられる。捨てられる一酸化炭素からバイオ水素を生産すれば環境汚染を減らしながら再生可能エネルギーを生産することになり一石二鳥だ。これまで水素はほとんどが化石燃料を原料に生産してきた。

海洋研究院は2018年までに年間1万トンのバイオ水素を生産する技術を開発する計画だ。1万トンは韓国の水素需要の約5%に相当する。これは水素燃料電池を活用する場合、4万世帯に1年分の電力を供給できる量だ。水素自動車5万台が1年間に運行できる量にも匹敵する。

研究チームを主導した海洋研究院のカン・ソンギュン博士は、「今回のバイオ生産技術は韓国研究陣が10年かけて成し遂げた基本技術だ。水素の生産原価を大きく引き下げることにより早期に商用化できるだろう」と話した。
COPYRIGHTⓒ 中央日報日本語版  2012年06月21日 11:04
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