韓国・メキシコ首脳　パートナー関係発展で合意

【ロスカボス聯合ニュース】中南米歴訪中の李明博（イ・ミョンバク）大統領は１７日、最初の訪問国メキシコでカルデロン大統領と首脳会談を行い、今年が両国の国交樹立５０周年に当たることに触れ、「２１世紀共同繁栄に向けた戦略的パートナー関係」をさらに深化、発展させていくことで合意した。

　両首脳は昨年の両国間の貿易額が１２０億ドル（約９５０６億４０００万円）を記録するなど、両国関係が進展していることを高く評価し、貿易の発展と人的交流の拡大に向け協力することで一致した。

　また、両国が２０１０年と今年の２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合の議長国として緊密に協力を続けてきたが、今後もＧ２０が世界経済の回復と成長に寄与できるよう、共同の努力を傾けることにした。

　このほか、環境と経済活性化を両立させる「グリーン成長」の重要性にも共感し、グローバル・グリーン成長研究所（ＧＧＧＩ）の発展に向けても積極的に協力することで一致した。