韓国製化粧品が大人気　市内免税店で売上高倍増

【ソウル聯合ニュース】ソウル市内の免税店で売れた韓国製化粧品が前年に比べ２倍近く増えたことが１４日までに分かった。

　関税庁ソウル本部税関が市内免税店６カ所の国産品販売現況を集計した結果によると、１～４月の販売額は前年同期比６４％増の１６６８億ウォン（約１１３億円）を記録した。外国製品の販売額（７０６８億ウォン）を大幅に下回っているものの、前年比の増加率は外国製品の２０％を大きく上回った。

　国産品の中では化粧品の販売額が前年比９３．２％増の１１４６億ウォンを記録。国産品全体のうち６８．７％の割合を占めた。そのほか、高麗人参や食品類の人気も高かった。

　ソウル税関関係者は「韓流ブームを受け、外国人が市内免税店で国産品を多く購入している。ただ、化粧品、高麗人参、食品類の販売金額が全体の８３％を占めており、多様な商品開発が必要だ」と説明した。