ソウルでマイホーム購入、１０年かかる

今年、ソウル地域の都市勤労者が１０５平方メートル（３２坪）のマンションを購入するのにかかる期間は１０年９カ月で、０３年当時（８年４カ月）に比べて２年５カ月増えたことが調査で分かった。これは現政権発足後、マンション価格が急騰したためと分析される。

不動産情報業者の不動産バンクは６日、都市勤労者世帯が支出を全くせずにマンションを購入するという仮定で、統計庁が最近発表した家計収支動向とソウル地域マンション価格を比較・分析した結果、こうした結果が出た、と明らかにした。

統計庁の資料によると、今年第３四半期の都市勤労者世帯の月所得は３７３万８０００ウォン（約４５万円）で、０３年第１四半期（２９０万７０００ウォン）に比べて２８．５％上昇した。 同じ期間、ソウルの１０５平方メートル（３２坪）マンション価格は平均２億８９３８万ウォンから４億８２０２万ウォンと、６６．５％も上昇した。

一方、８２平方メートル（２５坪）マンションの購入には現在６年９カ月が必要で、０３年（５年１０カ月）に比べて１１カ月増えた。 ソウル８２平方メートル（２５坪）マンション価格は現政権発足当時の平均２億３００万ウォンから現在は３億４８０万ウォンと、５０％上昇した。