冠婚葬祭費に負担　退職者の８３％＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国で５０代以上の退職者の８３％が冠婚葬祭に掛かる費用を負担に感じていることが分かった。

　サムスン生命引退研究所が４日までに発表した５０～７０代の退職者５００人を対象にした調査によると、冠婚葬祭費として１人当たり年間平均１１６万ウォン（約８万２１３６円）を出費していることが明らかになった。結婚式に年平均１１．２回、葬式に５．１回出席していた。

　ご祝儀にあてた金額は１回当たり７万ウォン、香典は７万３０００ウォンだった。

　冠婚葬祭費に負担を感じるとした回答者は８３％で、「非常に負担」が２６％、「若干負担」が５７％だった。「特に負担ではない」は１６％、「全く負担ではない」は１％だった。

　韓国の冠婚葬祭文化については６３％が改善が必要と回答した。改善策としては「家族・親戚中心に簡素化」が６７％、「本人の経済水準に合わせて縮小」が２１％などだった。