＜サッカー＞代表監督はウリエ氏？マッカーシー氏？

ジェラール・ウリエ氏（６０）か、マイケル・マッカーシー氏（４８）か。それともモルテン・オルセン氏か（５８）か。ピム・ファーベーク監督の辞任から４カ月間空席が続いているサッカー国家代表チーム指揮官の人選が進められている。

大韓サッカー協会の関係者は２７日、「監督招聘実務を担当する賈三鉉（カ・サムヒョン）事務総長が２５日にフランス・パリへ出国し、その翌日に英ロンドンに渡り、有力候補と交渉した。近く結果が出るだろう」と述べた。

賈総長は２８−２９日にオーストラリア・シドニーで開かれるアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）執行委員会に出席した後、週末に帰国する予定だ。 交渉が順調に進行した場合、来週初めに新監督が発表される見込みだ。

最も有力な候補はフランス国家代表チームの技術理事ウリエ氏。ウリエ氏はフランス国家代表とユース代表チーム、英リバプールや仏リヨンなどの名門プロチームで監督を務めた名将だ。ウリエ氏は０１年、１０時間を超える心臓の手術を受けたが、現在、監督職を遂行するうえで問題はないという。ただ、オーストラリア・イングランドなどからもラブコールを受けているため、サッカー協会が応じられない条件を提示している可能性もある。

もう一人の有力候補マッカーシー氏は韓国代表チーム監督が代わる度に候補に挙がる指導者。アイルランド代表チームを率いて２００２韓日ワールドカップ（Ｗ杯）に出場した当時、自身と摩擦が生じていたロイ・キーンを開幕直前に追放するなど、自分の考えを貫く指導者だ。現在イングランドチャンピオンシップリーグ（２部）ウォルバーハンプトンを率いるマッカーシー氏はリーグ中のため、チームを移るのが負担になるかもしれない。

第３の候補はデンマーク代表チームを率いるオルセン氏。 オルセン氏は２０１０年南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）まで契約しているが、交渉テーブルに出てきた点からして大きな問題はないとみられる。

鄭栄在（チョン・ヨンジェ）記者